今更、Kodak PIXPRO S-1 レビューその11

Kodak PIXPRO 12-45mm / 1:3.5-6.3

Kodak PIXPRO 42.5-160mm / 1:3.9-5.9

 

レンズデザインはシンプルで、個人的には非常に好みです。ゴールドのリングもこのくらいは良いと思う。

ピントリングは適度な幅があり、動きも一定の重さがあっていい感じ。

しかしズームの方は、プラスチックの鏡筒の中をプラスチックの鏡筒が擦れ合ってるような、質感の良くない動きをします。望遠端にしたときに、12-45mmは鏡筒のガタを少し感じますが、42.5-160mmは鏡筒のガタは感じません。

重さは非常に軽いです。軽すぎてモックアップのよう。この中にガラスのレンズが入っているの疑いたくなります。

まぁ、はっきり言って安っぽいです。外装のプラスチックの質感も良くなく、硬さを感じないというか、プラスチックの質が良くない感じがします。

マウントも樹脂製なのですが、傷がつくし、同じ樹脂製でもオリンパスのような樹脂の硬度は感じません。マウントのガタつきはありませんが。

f:id:shirokuma-kun:20200316092441j:plain

 

 

フィルター径は両方とも49mmで、これは使いやすい。最近はダブルズームレンズキットでもフィルター径が違ったりするので、これは良いと思う。

ただ、レンズ正面に書かれている文字ですが、普通レンズ鏡筒に直接印刷されていると思うのですが、このレンズはリング状のプレートにそれぞれ印刷したものを張り付けてある。おもちゃっぽさを感じる。

多分、この二つのレンズは、同時に設計されたのだと思う。コスト削減のため、部品の共通化とかいろいろ制限があったのだと思が、それが表に出ちゃってるのが残念です。

f:id:shirokuma-kun:20200316092925j:plain

 

 

当然ですが、メイドインチャイナ。

f:id:shirokuma-kun:20200316093123j:plain

 

 

安っぽさを感じるこのレンズ。

でも、なかなか良いんです、このレンズ。それは後日。