今更、Kodak PIXPRO S-1 レビューその18
Kodak PIXPRO S-1の手振れ補正を試してみる。
Kodak PIXPRO S-1の手振れ補正は、センサーシフト式というアナウンスがありますが、〇〇軸とか〇〇段補正とかの情報は見当たりません。
オリンパス機の場合は、シャッターボタン半押しで、手振れ補正の効果が確認できますが、Kodak PIXPRO S-1はシャッターボタン半押しでも、液晶モニターの画像はブレブレ。
また、オリンパス機の場合はセンサーを覗きながら本体を揺らすと、センサーがゆらゆら揺れますが、Kodak PIXPRO S-1は揺れてるように見えない。
壊れてる可能性もあるし、テストしてみました。
テストチャートなどあればカッコイイんだけど、そんなのないので、その辺にあった段ボールを撮ってみた。
焦点距離62mm(換算約125mm)。距離4m。カメラを胸の前で、脇を締めて構える。背面モニターはやや上を向く感じになる。
まずは、手振れ補正OFFでS=1/125で撮影。等倍切り出し。
お恥ずかしいが、甘く見て4/10。撮影しててもモニターの画像がブレていて、ブレないで撮影できる気がしない。やっぱりファインダー覗きながらの方が、ブレないと思う。
手振れ補正ONで、3段落ちのS=1/15で撮影。等倍切り出し
甘く見て7/10。手振れ補正OFFでS=1/125より、✕判定でも画像が安定している感じがする。思ったより手振れ補正が効いている印象。
ちなみに、手振れ補正OFFで、3段落ちのS=1/15で撮影。等倍切り出し
見事に全滅。
Kodak PIXPRO S-1の手振れ補正は、上下左右の2軸ではないかと想像する。補正効果は3段以上はあるように思う。意外としっかり効いている。だが、撮影時はその効果が体感できないのが残念。
私的には、Kodak PIXPRO S-1で手持ちの場合は、手振れ補正ONで1/焦点距離の1~2段落ちが基本となりそうだ。
ちなみに、手振れ補正ONで、S=1/125で撮影した場合は、10/10。