スバル R2 パワーウィンドウスイッチ 修理 ②

ピンを作ります。

まずは適当なプラスチック片を用意。

厚さ3mm。

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まずは2.7mm角程度に削り出す。

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下部、スプリングを受ける脚を作る。

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角、2方の面をとる。(ちょっと削りすぎかも)

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サンドペーパーを細めのものに変え、2.45~2.5mm角を目安に、スイッチの部品にフィッティングさせながら仕上げる。

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完成。

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スバル R2 パワーウィンドウスイッチ 修理 ①

家族が乗っているスバルR2、運転席側のパワーウィンドウスイッチが壊れたのこと。

一応窓の上げ下げは出来るようだけど、オートの上げ下げが効かず、スイッチ自体も中立にならない。

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調べてみると、スイッチ内部の小さなピンが折れているらしい。

ということで分解してみる。

マイナスドライバーなどを差し込んで、上方に持ち上げる。

指が掛かるようになったら、中央から後方部分を持ち上げる。

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3ヶ所のコネクターを外すと、ドアから分離できる。

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スイッチアッセンブリーを取り外す。

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ブレブレの写真ですが。

埃だらけ。

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スイッチを解体する。

図のようになっているので、スイッチ内側に何か差し込まないと、外側を持ち上げるだけでは外れない。

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やはりピンが折れていました。

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ホンダ ジャイロX TD01 2スト中期 オイルポンプメンテナンス ④

オイルポンプ取り付け

オイルシールやOリングを交換したオイルポンプを取りつけていきます。

 

まずは、1次側のオイルチューブのみ接続します。

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オイルポンプシャフトを抜いて、オイルをあふれさせ空気を抜きます。

空気が混じらなくなったら、オイルシールを傷つけないようにオイルポンプシャフトを刺し入れます。

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ドレインボルトを緩めて、空気が出なくなるまでオイルをあふれさせます。

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念のため、シャフトを回転させ、2次側からオイルを排出させます。

(この作業はマニュアルにはありません。ただ、オイルポンプとキャブ間のオイルパスチューブに空気が入らないよう、十分注意してください)

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2次側のオイルパスチューブを接続し、エンジン側にオイルポンプを取り付けます。

その時に、シャフトのOリングにマルチパーパスグリス。シャフトの歯車部分にモリブデングリスを塗布しておきます。

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マフラーを取り付けます。

マウントボルトは仮締め状態で、先にエンジン側ジョイントナットを締め付けます。

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エンジンを始動し、コントロールレバー全開の位置で、数分間アイドリングさせます。

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その後、オイルポンプにコントロールケーブルを取り付け、スロットルグリップを全開にした状態で、オイルポンプボディとコントロールレバーの合わせマーク(上の写真、指先のマーク)が一致しているか確認します。

 

後は、取り外した部品を取り付けて終了です。

ホンダ ジャイロX TD01 2スト中期 オイルポンプメンテナンス ③

オイルポンプ分解

 

問題のオイルポンプを分解していきますが

メーカーではオイルポンプの分解を禁止しています。

よって、オイルポンプ内部の部品はメーカーから出ていません。

*この中期型のオイルポンプの分解はお勧めしません。

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オイル漏れがあります

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シャフトは引き抜くだけ

オイルシールを交換するには、円形の蓋のようなものを取り外す必要があります。

取り外すのは力業で何とかなりますが、オイルシールを交換後元に戻すのが

結構難しいです。

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ねじ2本を緩める。オイルでベッタリ。

この2本のねじがまず緩みません。特に右側。

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オイルポンプの内部

左側の円形の部品が回りながら上下して、オイルを送り出しているようです。

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レバーの方はこんな感じ。アイドリング時。

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アクセル中間。

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アクセル全開。

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解りづらいですが、動きはこんな感じ。アイドリング時。

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アクセル全開時。スプリングを見ると上下動しているのが解ります。

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調整レバーの方を引き抜いて

調整レバーを外すにはピンを引き抜く必要がありますが、引き抜くのも元に戻すのもなかなか難しいです。

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分解終了。

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ホンダ ジャイロX TD01 2スト中期 オイルポンプメンテナンス ②

オイルポンプを外すまで

 

セットプレートボルトを外します

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セットプレートを外します

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オイルポンプは引き抜くだけですが

引き抜いたときに、エンジン内部に異物が落ちることが無いよう

オイルポンプ周りをエアーやパーツクリーナーで掃除します

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オイルポンプを引き抜きます

ここで、シャフトがエンジン側に残るようだと、オイルシールの劣化確定かもです

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オイルポンプは反対側へ送ります

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穴を塞でおきます

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後はオイルチューブを外すだけですが

そのままだとオイルが漏れますので、チューブクリップなどでオイルの流出を止めます

私の場合は、その辺に落ちていた欅の枝を鉛筆のように削って差し込みました

キャブに繋がっている細い方のチューブは、空気が入らないように注意します

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ホンダ ジャイロX TD01 2スト中期 オイルポンプメンテナンス ①

まずは、マフラーを外すまで

 

父親が乗っているジャイロX。

走行距離は4万5千キロほど。

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最近白煙が凄くって、数日乗らないでエンジンを始動すると、車体が見えなくなるくらい煙モクモクでした。

まぁ、走るので誤魔化し誤魔化し乗っていたようですが、車体の下にオイル染みを発見。どうやらオイルポンプ本体から漏れているようです。

停車時でも漏れているので、このままではオイルタンクが空になってしまいます。

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オイルポンプを取り外すため、まずは、エンジンカバーを外します。

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次にリヤフェンダ。

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そしてタイヤ。

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シェルタを外す。

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シェルタクロスプレートを外します。

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マフラプロテクタを外す。

マフラーの裏にオレンジ色のゴムがあるのでなくさないように。

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私の場合は、ステーごとオイルポンプコントロールケーブルを外します。

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マフラーを取り外します。

最下部を持ち上げて、前方にスライド、そのまま捻り倒せば外せます。

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で、このマフラーが異様に重い・・・。マフラー内部の消音材がオイルを吸っているようです。

このマフラーの内部構造は、sr700overさんのブログが参考になります。

 

今更、Kodak PIXPRO S-1 レビューその23

Kodak PIXPRO S-1の高感度。

 

Kodak PIXPRO S-1のセンサーは、裏面照射型の4/3型16M、CMOSセンサー

まずはそれなりに光がある状態の時。下の作例はISO200で、f8、1/15。

このカメラのノイズ軽減処理は1秒より長い場合になりますので、今回の場合はノイズ軽減処理はかかっていません。

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以下、ISOごとの等倍切り出し。RAWのDNGは Kodak PIXPRO S-1に付属している、ArcSoft PhotoStudio Darkroom 2で開いています。

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ISO200 JPG

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ISO200 RAW

 

 

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ISO400 JPG

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ISO400 RAW

 

 

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ISO800 JPG

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ISO800 RAW

 

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ISO1600 JPG

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ISO1600 RAW

 

 

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ISO3200 JPG

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ISO3200 RAW

 

 

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ISO6400 JPG

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ISO6400 RAW

 

 

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ISO12800 JPG

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ISO12800 RAW

 

このカメラのISOオートはISO1600まで。

ISO1600までなら大きな問題もないので、ブレるよりはシャッタースピードを上げて撮影した方がよさそう。

私の場合は、大きく伸ばしてもA3なので、ISO3200もOKで、被写体によってはISO6400でも大丈夫。ISO12800は色も少しおかしくなるけど、ブログ用なら全然OK。

今時のフルサイズは桁違いに凄いけど、普段使いなら十分じゃないでしょうか。