ホンダ ジャイロX TD01 2スト中期 オイルポンプメンテナンス ④
オイルポンプ取り付け
オイルシールやOリングを交換したオイルポンプを取りつけていきます。
まずは、1次側のオイルチューブのみ接続します。
オイルポンプシャフトを抜いて、オイルをあふれさせ空気を抜きます。
空気が混じらなくなったら、オイルシールを傷つけないようにオイルポンプシャフトを刺し入れます。
ドレインボルトを緩めて、空気が出なくなるまでオイルをあふれさせます。
念のため、シャフトを回転させ、2次側からオイルを排出させます。
(この作業はマニュアルにはありません。ただ、オイルポンプとキャブ間のオイルパスチューブに空気が入らないよう、十分注意してください)
2次側のオイルパスチューブを接続し、エンジン側にオイルポンプを取り付けます。
その時に、シャフトのOリングにマルチパーパスグリス。シャフトの歯車部分にモリブデングリスを塗布しておきます。
マフラーを取り付けます。
マウントボルトは仮締め状態で、先にエンジン側ジョイントナットを締め付けます。
エンジンを始動し、コントロールレバー全開の位置で、数分間アイドリングさせます。
その後、オイルポンプにコントロールケーブルを取り付け、スロットルグリップを全開にした状態で、オイルポンプボディとコントロールレバーの合わせマーク(上の写真、指先のマーク)が一致しているか確認します。
後は、取り外した部品を取り付けて終了です。