今更、Kodak PIXPRO S-1 レビューその9
ここで、今更ですがKodak PIXPRO S-1のことを少し。
このカメラ、コダックというブランド名を名乗ってますが、コダックでは製造していません。
フィルムメーカーのコダックは2012年にデジタルカメラ事業から撤退しており、2013年にJK Imagingという会社が、コダックとデジタル製品のブランドライセンス契約を結び、これらのカメラをコダックブランドで販売しています。
実際の製造はAsia Optical(亜州光学)。Asia Optical(亜州光学)は日本メーカーのコンパクトカメラなども製造しているそうです。
Kodak PIXPRO S-1は、マイクロフォーサーズ規格のカメラとなります。
なので、オリンパス、パナソニック、シグマ、コシナなどの交換レンズを使用することができ、メーカーサイトにて、レンズの互換性が公表されています。
個人的には、シグマの19mm F2.8 DN なんか似合いそうだと思いますが。
このカメラのハードで気になるところは、”裏面照射型”の16M CMOSセンサー。
ソニー製と言われていますが、そうすると、基本的にオリンパスやパナソニックの16M 4/3型Live MOSセンサーと同じということになります。
しかし、オリンパスやパナソニックは裏面照射型とは公言してないことから、Kodak PIXPRO S-1の16Mセンサーは「サムスン製ではないか」いや「ソニーがJK Imagingの求めに応じて裏面照射型を作った」などの噂話があったりします。
高感度耐性が厳しいと言われている4/3型センサー。裏面照射型となってどうなっているか、気になるところです。
なお、ローバスフィルターは、基本的にオリンパスやパナソニックは無し。Kodak PIXPRO S-1は有りです。
画素数にも違いがあり、面白いです。Kodak PIXPRO S-1が一番多い。
パナソニックとKodak PIXPRO S-1では31万画素違う。
次は見た感じを。