今更、Kodak PIXPRO S-1 レビューその10
Kodak PIXPRO S-1をじっくり触ってみる
マイクロフォーサーズ機なので比較的小さい。しかし、体積の割には適度な重さがあり、金属感、機械が詰まってる感がある。
前面外装は金属製ですが、軍艦部は樹脂製。グリップのところはゴムラバーが貼ってあり、滑りづらくなっている。
全体的にカメラ本体の質感は悪くないと思うが、できればモードダイヤルも金属製にしてほしかった。これが金属製だったら、質感が1段上がると思うのだが。
クリック感も良いとは言えず、モードダイヤル部分はもう少しコストをかけてほしかったと思う。
グリップ形状は良く考えてられていると思う。下側に向かって小さくなっているが、握ったときに、中指、薬指が外側に逃げていかないと、人差し指がシャッターボタンの所に自然にいかない。
ただ、そのシャッターボタンが盛り上がった内部に設置されており、結構押し込まないとシャッターが切れない。
指の先でないとシャッターボタンが押せず、指の腹では難しい感じがする。なので、自然と人差し指が立った感じになってしまって、右手が少し窮屈に感じてしまう。
出来れば、シャッターボタンは軍艦部とフラットで、もう少しレンズ寄りの方が良いと思うのだが、この位置に盛り上げて設置したのは、近くにある電源ボタンを気遣ってのことだろうと思から、仕方ないのかなとも思う。
背面の親指がかかるところもゴムラバーが貼ってあり、録画ボタンの盛り上がりがサムレストのような感じになって、指の掛かりが比較的良いと思う。
各操作ボタンはその下にまとめられており、殆どの操作、設定は右手親指でする感じになる。
背面液晶モニターは上向きに90度、下向きに45度の可動となる。
次はレンズを見てみます。