今更、Kodak PIXPRO S-1 レビューその20
Kodak PIXPRO S-1のホワイトバランス設定を試してみる。
天気は晴天です。絞り優先で撮影しています。
特に不満は無い自然な感じ。強いて言えば、等倍で見るとほんの少し赤っぽい。
薄く緑がかる。なんだよ、この色は!と思う。製品化する時テストしないのだろうか。
白い紙などでカメラにホワイトを覚えさせるモード。ちゃんと使いこなせば、光源に左右されず、被写体の色を忠実に再現できる。この写真も、色の偏りは見られない。等倍で比較しないとわからないが、AWBと比較するとほんの少し青い。
色温度設定は、説明書だと1900k~10000Kとなっていますが、設定できる色温度は段階的となっており、1900K-3000K-3500K-5500K-7000K-9000K-10000Kの7段階となります。昼間なら5500K一択になると思いますが、「晴天」と同じ緑がかってしまう。
WBブラケティングを選択すると
このような設定画面が表示されます。グラフの真ん中がAWBと同じだと思われます。言い方を変えれば、AWBを好みの色に調整するモードになります。BKTを0に設定すれば記録される画像は1枚。BKTを+-1~2に設定すれば3枚となります。
上の写真はシフトしていないので、AWBの写真と見分けがつきません。
私としては、デーライトフィルムのように雨の時は青く、夕焼けの空に照らさられている時は赤く映ってほしいので、ホワイトバランス「晴天」が使えないのは痛い。手動ホワイトバランスに昼光を覚えさせて使用するしかないかもしれない。